茨城司法書士政治連盟ホーム > 大会宣言

大会宣言

 年始、国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」達成のための「行動の10年」がスタートしたにもかかわらず、中国に端を発したコロナウイルスの世界的猛威によって、厳しい船出となった。
 さて,長年の悲願であった司法書士法の一部を改正する法律が昨年6月6日に成立した。この改正法においては,近時の司法書士制度を取り巻く状況の変化を踏まえ,司法書士について,その専門職者としての使命を明らかにする規定を設けるとともに,懲戒権者を法務局又は地方法務局の長から法務大臣に改め懲戒手続に関する規定の見直しを行う措置を講じられることとなった。
 また,所有者不明土地問題についても,所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法に続き,昨年5月17日,表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律が成立し,司法書士の更なる知見の活用が求められている。
 ただ,我々はこれで満足してはならず,引き続き気を引き締めて運動を続けなければならない。「継続は力なり」である。特に,本年7月10日から施行される法務局における遺言書の保管等に関する法律上の各業務が司法書士法第3条の業務であることを浸透させなければならない。
 また,使命規定の創設により,司法書士は唯一の登記の専門職として国民の権利の擁護の観点から積極的に改善策を提案していかなければならない。令和は生産性向上のためのICTの活用に向けて様々な改革が断行されることが予想されるが,我々はこの流れに即応できるように絶えず適切な方策を模索し続けなければならない。
 そこで,我々は,司法書士制度推進議員連盟の支援と協力の下に,国民の権利の擁護を第一に考え,あらゆる資源を投入してロビー活動を展開する。
 今年は,解散総選挙があるのではないかとの見方が各方面から出ている。我々は,来る選挙に備えて,国民の権利擁護を第一に考えて司法書士制度を守り抜く候補者を全力で応援しなければならない。
 以上、茨城司法書士政治連盟は、司法書士が国民の権利擁護のための職責を十全に果すことができるように、茨城司法書士会と協働して勇往邁進せんことをここに宣言する。



令和2年4月27日
第43回 茨城司法書士政治連盟定時大会

▲このページの先頭へ戻る