平成24年4月13日(金)午後4時10分より午後6時まで、茨城司法書士会館3階大会議室において、大会構成員総数302名中、委任状出席を含む205名の出席があり、第35回政治連盟定時大会が開催されました。
議長に鈴木善三会員、副議長に根本洋治会員が選出され、報告第1号平成23年度業務経過報告、議案第1号から第4号まで原案の通り全て承認可決されました。
なお、今大会におきまして、採択されました大会宣言の抜粋は次の通りです。
大会宣言
絶えない自然災害や世界経済の停滞の中で、司法書士制度は本年で140年を迎えた。司法書士は、この長い歴史において本来業務である登記業務に加え、本人訴訟を支える支援型法律家として実績を積み上げてきた。この実績により国民の信頼を得て今日の簡裁代理権の獲得や成年後見業務において活躍の道を開いた。いま必要とされることは、この実績を検証し法改正へと繋げることである。
法律相談権の確立と司法書士自治に基づく懲戒制度が確立されない限りは、司法書士は自信を持って国民の期待する権利保護の業務を行うことができない。法改正により司法書士の業務範囲を明確とし司法書士の身分保障を勝ち取ることが緊急の課題である。
茨城司法書士政治連盟は、司法書士が国民の権利を保護するための職責を十分に果たせる法改正の道を開くために、茨城司法書士会と協働して勇往邁進せんことをここに宣言する。